自分の姿勢をチェック!あなたの身体は大丈夫?

ご自身の姿勢正しいものであるか、そうでないかと聞かれた時、すぐに即答できる方という方は少ないと思います。なぜならご自分では歩く姿立っている姿みえませんし、特に仕事や趣味に集中している時にはパソコンスマホに夢中になっていたり、姿勢など気に出来ないといった状況にあるからです。

ですが、姿勢がよくないことは悪いことであるというイメージはどなたもお持ちだと思います。それは多くの場合、人様からの見た目が悪くなってしまうので猫背を直しなさいとご両親や他の方に言われているからです。

しかし、猫背を代表とする悪姿勢というのは見た目以外にも大変多くの身体的なデメリットを持っているのです。今回はそんな姿勢のアレコレについて記事を書いていきたいと思います。それでは始めてまいりましょう。

姿勢が悪いと何がよくない?

これは様々なものが挙げられますが、一つは冒頭の通り、見た目がよくなくなることです。人は見た目が9割りという本が以前にありましたが、猫背になると暗く、ネガティブな印象を人に与えてしまいますし、反対に反り腰といってわかりやすくいえば三日月のように身体を沿っている方は横柄な印象を持たれてしまうこともあると思います。

あるいは産後のママにも多いのですが、普段から重たい荷物を利き腕の方だけで持ったり、子供を抱えたりすることで身体が左右のどちらかに、傾いていらっしゃる方も大変多くいらっしゃいます。

人間の身体というのは頭からかかとまでが一直線になることで始めて頭の重さと身体にかかる重力をキチンと受け止めるようにできていているので、これが乱れると肩こり腰痛を発症したり、O脚X脚といった膝の変形、または外反母趾偏平足になりやすくなることで負荷が身体の一か所に集まってしまって魚の目タコなどを作ってしまう原因にもなります。

他にも姿勢が悪いということは身体のいずれかの筋肉が衰え、太りやすくなってしまうということもあります。例えば先ほども登場した猫背の場合、猫背というのは猫のように背中が丸まっていることはご存知だと思います。

ではなぜ、この猫背に多くの方がなってしまうかというと、この姿勢が「」だからです。この姿勢の時、普通に直立している時には使用される腹筋腰回りの筋肉がサボっている状態になり、筋肉が衰え、カロリーの消費が減り、結果、太りやすくなってしまうのです。

例えば姿見などを使用して自分の姿勢猫背になっていたり、が片方下がっているのを発見して正しい直立の姿勢に矯正したとき、その姿勢が疲れる、あるいはつらいと感じる時はすでに悪姿勢が身に着き始めてしまっていますので、注意しましょう。

正しい姿勢を身に着けるには?

まずは現在の状態をチェックしてみましょう。例えば左右どちらかの肩こりがひどかったり、腰痛があったり、やはり左右どちらかのが痛かったり、上半身の運動をすると左の肩甲骨のあたりが痛む、などの自覚症状がある場合はすでに長期にわたって悪姿勢を続けてしまっている可能性があります。

特にデスクワーカーなど座りっぱなしの職業をしている方が肩こりなどに悩んでいる場合は意外とコリの正体が背中柔軟性が欠如してしまっていることもあります。が痛い時はどうしても痛みがある部分に注力してしまいがちですが、すべてが繋がっているという身体の構造上、痛みの原因がその部分にあるとは限りません。

つまり、最近、肩こりがつらいけれど、いくらマッサージをしても動かしてみても一向に改善していかない、、、というお悩みをお持ちの方は肩以外を動かしてみると柔軟性が失われている箇所が発見できるかもしれません。

それではこの章の最後に正しい姿勢についてですが、出来れば姿見を見ながらこのチェックをしてみてください。まずは壁を背にして立った状態でお尻かかとの四点が全て壁についているかをみましょう。

この時、いずれかの箇所に違和感があったり、体勢がつらいと感じる場合はそちらを普段から意識する必要があります。またその状態で姿見もチェックしてみましょう、は左右どちらかに傾いていないでしょうか?太ももから足先にかけては真っすぐな脚になっているでしょうか?もしも何かしらの違和感を感じる場合はきちんと改善に向けて努力するようにしましょう。

まとめ

今回は姿勢が悪くなってしまうことで起こるデメリット正しい姿勢などについて記事を書いてまいりました。文中でもたくさん登場しましたが、姿勢というのは見た目以外にも大変多くの影響を身体に及ぼします。

パソコンスマホが普及した昨今では昔に比べて姿勢が悪い方が増えたように感じますし、肩こり腰痛などすでに自分の状態に気づいている方も多いのではないでしょうか。これらのコリを放置するともちろん、現在の症状が重症化するとともに、ギックリ腰下肢の痛み、しびれ寝違えなども起こしやすくなってしまいます。

いつまでも痛みのない生活を送るには正しい姿勢を意識したり、ストレッチを日常に取り入れるのが効果的ですが、そういった努力をしてもやはりご自身のコリの原因が特定できない、痛みの原因がわからない、とお悩みの方はお気軽に当院までご相談ください。

 

 

姿勢

Posted by sgkseikotsu