座りすぎに注意!座りっぱなしが引き起こす落とし穴?
あなたは1日をどのように過ごしていますか?
普段どのように過ごしているのかあまり気にかけていない方がほとんどだと思いますが、この機会に、1日の自分の生活パターンを振り返ってみましょう!
- 仕事中はだいたい座って仕事している
- 休みの日は家にいて動かずにじっとしている
このような生活をされているあなたは、要注意です。
実は、「長時間座り続けることは身体に毒だ」ということをご存知でしょうか?
この記事では座りすぎが身体に及ぼす影響に注目して、紹介してまいります。
1日のうちの1/3程度の時間を座って過ごしている

A子「ねえねえ、今日は座ってどのくらい?」
B子「ん~朝からずっとだから8時間くらいかな。」
A子「ええ~そんなに?!座りっぱなしは身体によくないんだよ…」
B子「でもデスクワークの人からすると普通なんじゃない?」
そうですね。デスクワークのように座って仕事をすることの多い人にとっては1日中座っていることなんて普通のことでしょう。
こんな調査結果を発表されているところがありましたので、以下にご紹介します。
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長執行役員:黒田 英邦 以下、コクヨ)は、会社員、経営者・役員1200名を対象にオフィスチェアーに関する調査を実施しました。
【調査概要】
○調査名:オフィスチェアーに関する調査○調査方法:インターネット調査
○調査期間:2018年3月28日~3月29日
○調査対象:20代~60代の会社員/経営者・役員の男女
○有効回答数 :1200名<会社員(管理職・一般社員):800名/経営者・役員:400名>
■最も長く座っている職種トップ3
その結果、「最も長く座っている職種」は、1位「企画・マーケティング」、2位「デザイナー・クリエイター」、3位「ITエンジニア」で、1日の1/3程度の時間をオフィスチェアーに座って仕事をしていることが分かりました。
この調査結果によると、最も長く座っている職種の平均時間は8時間以上。平均なので、それよりももっと長い時間座っている人もいることになりますね。
また、自宅に帰ってからも座っていることが多いとなると、1日どのくらい座っていることやら・・・。
“オーストラリア人よ、立ち上がれ。”
A子「オーストラリア人よ、立ち上がれ。」
B子「いきなりどうしたの?」
A子「オーストラリアでは座りすぎ防止に取り組んでいるんだって。」
B子「それがどうしたの?」
あまり知られていないかもしれませんが、オーストラリアでは国を挙げて座りすぎ防止の取り組みを行っています。
例えば、ある小学校では机の高さを自由に調整することができて、1日の中でも30分は立って授業を受ける取り組みを行っているそうです。また、会社でも1日2時間は立って過ごすよう勧められているようです。
なぜそんなことを行うようになったのか、NHKの『クローズアップ現代+』では次のように紹介されていました。
“オーストラリア人よ、立ち上がれ。”
積極的な啓発活動に取り組む背景には、長く座ることの問題を指摘した、ある研究がありました。
国内の45歳以上の男女22万人を3年近くにわたって追跡した調査。
期間中に亡くなった人たちの生活スタイルを調べたところ、座る時間が大きく影響していました。
1日4時間未満の人たちと比べて11時間以上だった人たちは死亡するリスクが40%も高まっていたのです。
最近は日本でも立って働くスタイルがないわけではありません。立って働く用のスタンディングデスクの商品が販売されていたりします。
少しずつ日本も「座って働く」から「立って働く」ように考え方が変わりつつあるのかもしれません。
長く座り続けることにはリスクがある
A子「座りっぱなしで困ったことない?」
B子「たまに腰が痛くなったりするかな。」
A子「それはつらいね。でも本当にそれだけなのかな…」
B子「ん?どういうこと??」
実は、長く座り続けることが健康へのリスクを高めると言われています。
“座位行動”研究の第一人者、オーストラリアのネヴィル・オーウェン博士は次のように話されています。
「長く座りすぎると、確かに体に悪影響があります。
そこで私は健康へのリスクについて、より科学的に検証してみようと考えたのです。」
これまでの研究から、長く座り続けると体の代謝機能や血液の流れに悪影響を及ぼし、深刻な病につながることが分かってきました。
立ったり歩いたりしているときは脚の筋肉がよく働きます。
このとき、筋肉の細胞内では血液中から糖や中性脂肪が取り込まれエネルギーとして消費される「代謝」が盛んに行われます。
ところが座ると、全身の代謝機能を支えてきた脚の筋肉が活動せず、糖や中性脂肪が取り込まれにくくなり、血液中で増えてしまいます。
さらに座った状態が長く続くことで全身を巡る血流が悪化し、血液がどろどろになります。
その結果、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、さらに糖尿病などのリスクが高まるのです。
座りっぱなしで身体が痛くなるのはよく聞く話ですが、もしかすると大きな病に繋がるかもしれないなんて・・・。
長く座っていることが多い人は少しの時間でも立ち上がって身体を動かすなど、何か対策を行う必要があるかもしれませんね。
デスクワークの人でも座ったまま簡単にできる足の運動
A子「じゃあ、今から座りすぎ対策をやろう!」
B子「でも、私みたいなデスクワークだと難しいんじゃ…」
A子「簡単にできる座りすぎ対策があるんだよ。」
B子「え、そうなの?」
ここまで読んでいただければ、長く座り続けることが身体によくないと分かっていただけたのではないかと思います。
しかし、特にデスクワークの方が座りすぎ対策としていきなり立って仕事をするのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
職場には他にも仕事をしている人がいますので、自分だけ違う行動を取るのは勇気がいるものです。たとえ上司に提案をしても、受け入れてもらえない可能性も考えられます。
そこで、座ったまま簡単にできる足の運動を3つご紹介したいと思います。その運動が次の3つです。
- 足首グルグル回し
- つま先上げ下げ運動
- かかと上げ下げ運動
それぞれ順に追ってご説明しますね。
1. 足首グルグル回し
やり方は簡単です。
まず、椅子に座った状態でつま先を床につけ、かかと立たせてください。それから足首をグルグル回すように動かしましょう。この時、かかとは常に浮かせておきます。
これだけで足首周りのストレッチを行うことができます。
暑い夏の季節になると職場でクーラーが付けっぱなしになって身体が冷えてしまうことがあるのではないでしょうか。
こういう時にこそ足首を回してみてください。足首を回していると徐々に血行が良くなり、少しずつ足や身体が温まっていくことでしょう。
2. つま先上げ下げ運動
こちらもやり方は簡単です。
まず、椅子に座った状態で片方の足のつま先が天井を向くような形で膝ぐらいの高さまで上げてください。この状態を5秒間キープしたら、足をゆっくり下します。それから、もう片方の足も同様の動作を繰り返します。
これを30分ごとに左右5回ずつ行ってみてください。
「そんなにできない」っていう方は気になった時でも構いません。少しやるだけでも足がスッキリ感じられるようになるでしょう。
3. かかと上げ下げ運動
こちらもやり方は簡単です。
椅子に座った状態でつま先を床につけたまま両足のかかとをゆっくりと上げ下げする、これだけなんです。
この貧乏ゆすりに似た動きは足のむくみを解消するために非常に有効な運動です。
というのも、かかとを上げ下げすることでふくらはぎをよく動かすことができるので、血流やリンパの流れをよくすることができるのです。
以上の3つが座ったまま簡単にできる足の運動です。
仕事中こっそりやってもいいですし、休憩中やちょっとお手洗いに行った時にでも試してみてください。今までより足も身体もスッキリしてくれるかもしれませんよ。
本日のまとめ

この記事では座りすぎが身体に及ぼす影響に注目して、ご紹介してまいりました。
座りすぎの対策としては30分〜1時間に一度くらいは立ち上がって身体を動かす方がいいのですが、職場によってはそれすら難しいのかもしれません。
先ほどご紹介した足の運動は人にバレずにこっそりとできるものです。足にも身体にもいいことを始めてみてください。
自分なりに座りすぎ対策を行ってみても、足のむくみが気になる方、腰の痛みが気になる方は、一度専門家にみてもらいましょう。
もしかすると、原因は他のことにあるのかもしれません。
病院でもいいですし、お近くの整骨院でもみてくれるところはあります。
痛みに悩んでじっとしないで、早めに行動してみてくださいね。






